続・てるてる日記

石井てる美です。ワタナベエンターテインメント所属のピン芸人。てるてるB面。

【暗記】heavy 〜このヘビ重い〜

おおお、なんだこのヘビは。このヘビー、重いぞ。



[形]heavy(ビー)・・・重い






はいっ。ほんと英単語の難易度がバラバラですみません!


今日はフィギュアスケート世界選手権男子のフリーでしたね。そして予想通りパトリックチャンが優勝しました。点数も先日のカナダ国内大会ほどではないものの、高橋大輔選手の2008年四大陸選手権の歴代最高得点を大きく上回りました。
パトリックチャン、点数の出方がキムヨナ化してますね。二人とも、そもそもスケーティングや表現が上手なので、少しの技術的なミスがあったとしても、PCS(総構成点)がガッチリ下支えしてくれる。さらに二人とも技術的にも最高難度のものができるので、難しいジャンプなどを成功させるとTES(総要素点)もその分(技の基礎点分)稼げる。そして、その両方を同時に達成した時には、つまりいつもの芸術性を保ったまま技も完璧にキメると、PCSは一段と高くなり(プログラムが技術的なミスで途切れることが無く一つの流れで完結させた方が当然表現点も上がりやすい)、TESも技の基礎点にさらに上乗せして出来栄え点などが加算されるので、併せるととんでもないことになってしまうのです。1+1=2ではなく、1+1=3にも4にもなってしまうイメージです。だから、この二人は他の選手より頭一つ抜けた点数が出せるのだと思います。
やはり男子は4回転跳んでこそです!パトリックチャン、4回転をショートとフリーで合計3回もバッチリ決めたのだから、今回の優勝はもう文句のつけようがありません。他の選手は半ば一か八かで4回転に挑んでる感があったりしますが、パトチャンはもう完璧に降りるために、跳んでいます。それに、4回転を男子競技会にしっかり持って帰ってきてくれたことが、フィギュアファンとしては嬉しいです。彼は今回合計280.98点を記録して、さらに300点を目指すそうですが、本当に近い将来300点に届くだろうと思います。今回ジャンプに細かいミスがあってこの点数だったので。そして、こういう点数はなんだかんだでインフレ化するので。プルシェンコも競技会に復帰したら、また2002年頃のフィギュア男子黄金時代のような4回転成功が当たり前の時代が戻ってくるかもしれません!
あと、見事2位に入った小塚選手、彼の今日のフリーの得点(180.79点)も、実は高橋選手が保持していたフリーの過去最高得点(175.84点)を上回っているのです。スバラシイ〜!彼のあの背中を後ろに大きく反らす演技が好きです。よく倒れないなぁと見入ってしまいます。あと、今シーズンからか(?)、スピンの途中、キャメルからシットの体勢に移るときにふわっと跳ぶような動作をするのですが(説明が難しい)、あれも他にやってる人を見たことがなく、好きな部分であります。
そして、今夜一番印象に残ったのが、高橋選手がソチを目指すと言ってくれたことです。似たようなことが以前にもありました。そう、荒川静香選手が2004年世界選手権で優勝した翌年、2005年世界選手権では9位と低迷。そのときに「ここで終われない。トリノまでやる。」って言ったことです!スケートの神様は高橋選手にもっと続けるように導いてくれたのだと思います。私はこれからも高橋選手の演技を見続けられることが、とってもとっても嬉しいです。


というわけで、本日のフィギュア好きの独りごとでしたー。



最近、とある計画が進行中です。小さなことかもしれませんが、私にとっては大きな一歩!ということで、ここで報告できるようになったらしまーす!
みなさん、Have a Happy Golden Week!!!